ジバンシィ(GIVENCHY)の歴史とは?

ジバンシィ(GIVENCHY)の創業者は、ユベール・ド・ジバンシーで、
1927年2月20日、パリのボーヴェに生まれました。
古い由緒ある貴族家系出身で父親は公爵の称号を持っていました。

1951年、24歳での初コレクションでは資金面の問題もあり、コットン素材の
シンプルなドレスやブラウスを発表します。

中でもシャツ地で作った開襟、ラッフル袖の「ベッティーナ・ブラウス」は
話題を呼び、その斬新なアイデアとシャープな感性がモード界で絶賛され、
「モードの神童」と呼ばるまでになりました。

1952年2月2日、ジバンシー社を創立。

1954年、オードリー・ヘップバーン主演の映画「麗しのサブリナ」の衣装を手がける。


ジバンシーのデザインは、「自由」で体のラインを強調しないスタイルで、1955年に、
「自由なライン」として発表したウエストもヒップもないシュミーズ・ドレスは、
「革命的な衣装」として大反響を呼びます。

56年、レディースウェアライン、62年に香水を発表。

72年に男性用化粧品、1973年、メンズウェアライン次々に発表していきます。

ユベール・ド・ジバンシーが、95年、オートクチュール・コレクションを最後に
引退し、後任にはジョン・ガリアーノが抜擢されます。

96年、アレキサンダー・マックイーンがオートクチュールとプレタポルテの
主任デザイナーに就任し、彼の手腕により、ジバンシーが再び隆盛期を
迎えることになるのですが、、これまでのジバンシー色はなくなりマックイーンの
色が強くなったことで、プレスからは批判を受けることも。

現在「ジバンシイ」はLVモエ・ヘネシーグループの傘下に属しています。

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